音のあれこれ

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  2. 音の形容句(07/03)
  3. テレビの音声が変わる?(05/18)
  4. ラウドネスって、ナンだねス?(10/15)

音の形容句

2010.07.03(Sat)


このブログでは、文章で音を表現するという、考えてみれば相当無茶な試みをしています。といっても文字中心のメディアでは当たり前のように行われている事ですし、オーディオファンの中には音を言葉でいかに適切に表現できるかに懸けている人もいるかもしれませんね。
一般的には、音量を表す「大きい・小さい」や、音程や周波数を表す「高い・低い」といった形容詞がすぐに思い浮かびますが、音質を表す言葉となると、これが幅広くてなかなか一筋縄ではいきません。
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テレビの音声が変わる?

2012.05.18(Fri)

テレビCMの音量が大きくてびっくりしたことがありませんか。

「なぜテレビCMの音量は大きいのか」と訊かれる事がよくあります。
答えは簡単で、放送に規定された最大音量で作られているから、です。

普通、テレビ番組では、「人の話し声よりも大きな音」も表現しなければなりません。たとえば、爆発音とか雷鳴などが人の話し声よりも小さかったら全然迫力のない番組になってしまいますね。
そうすると相対的に他の音はそれよりも小さくなります。放送規定で音量の上限は決まっているので、平均音量はもっと低いところになる訳です。
ところがCMは15秒や30秒という短い時間なので、必要な音も少ないのです。音楽もナレーションも常に最大音量をキープすることができるという訳ですね。CMは視聴者にアピールすることを目的としているのだから、音量が大きいほどアピール度が増してスポンサーが喜ぶ、という理由もあります。

また、現代ではコンプレッサー/リミッターなどのエフェクター(特殊効果機器)の進歩によって、平均音量を必要以上に上げることも可能になっていて、CMに限らずテレビ音声はどんどん音量が大きくなる傾向にあります。

そこでとうとう対策がとられる事になりました。ちょっと専門的な話になってしまいますが、これまでのテレビ音声処理作業では、人の聴感に近い振れ方をする「VUメーター」で、音量が大きすぎないかを監視していました。これを番組全体の平均音量を監視することのできる「ラウドネスメーター」に切り替えることになったのです。平均音量が規定以上の番組やCMは放送できません。
これによって、番組やCMの音量が揃えられることになります。夜中に深夜映画を観ていて、CMになった途端に大きな音がしてびっくり、なんて事がなくなるかもしれません。
私たち視聴者にとっては歓迎すべき変更となるでしょうね。

このラウドネスメーターへの切り替えは、今年10月から実施されるようです。現在、テレビ番組の音声処理を行うスタジオ(MAスタジオといいます)では、切り替え作業に大わらわみたいです。メーターの新規導入に加えて、エンジニアによってはこれまでのミキシングスタイルも変えなければならない場合もあるでしょうから、その大変さは私たちの想像以上のものがあるのかもしれません。


さて、先ほど「エフェクターによって平均音量を上げる」と言いました。このブログの過去記事の中にも何度かそういった表現をした事があったと思いますが、これまで具体的な説明をしてきませんでした。やや専門的な話になりますが、ここできちんと説明をしてみたいと思います。

ラウドネスって、ナンだねス?

2013.10.15(Tue)

苦しい、苦しすぎる…。このサウンド・サイド始まって以来、これが最大級に苦しいタイトルであることは間違いないでしょう。でもね、思いついちゃったんだもん、仕方ないぢゃないですか。はっはっは。

えーと、今回のお題は「ラウドネス」です。といっても、放送音声の運用規準に関するお話しではありませんし、ましてや日本が世界に誇るハードロックバンドの事でもありません。
かつてオーディオアンプには「LOUDNESS」と表記されたスイッチがついていました。オーディオ機器の簡略化が進んでしまった現在でも存在するのかどうか、ちょっとわからないのですが、今回はこのスイッチに関連するお話しをしようと思う訳です。これは「ラウドネスコントロール・スイッチ」というもので、何だか意味がわからないけど押すと低音が大きくなるスイッチだよね、という認識の人がもしかしたら多いのかもしれません。
さらに、パソコンで音楽を再生するアプリケーションとして有名な「iTunes」のイコライザ設定にも「LOUDNESS」というプリセットがあったりします。

これって、一体ナンだねス? もとい、ナンだろうね? というのが今回のテーマだす。じゃない、です。

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